心理学者が教えてくれた、心の健康を改善する6つのちょっとしたヒント (3/5ページ)

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 問題にまったく対応しないことで問題に対応するやり方のことを、心理学で「回避的コーピング(avoidance coping)」という。不安や嫌な気分をあえて思い出さないようにすることは、かなり魅力的な方法である。

 しかし実際には、このやり方は、問題を受け入れ、きちんと対応する以上にストレスや不安を作り出すし、自信まで喪失させると心理学者は言う。

 問題を見て見ぬ振りをする誘惑にかられたら、きちんとそれについて考えよう。もちろん、抱え込みすぎるのもダメなので、他人から自分の現実認識をチェックしてもらうのもありだ。


・4. 自分にもっと優しく

 セルフケアの鍵は、自分を受け入れて愛してあげることだ。当たり前にも思えるが、忙しい毎日の中でついつい忘れられがちだ。

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 私たちは自分を好きでいると同時に、理想の自分と理想の自分とにズレがある場合に自分を罰してしまうという、矛盾した行動をとることがある。

 多くの人がこのようなことをしているが、そうした考えが自分を向上させ、自信を身につける上でいかに非生産的であるか気がついている人はあまりいない。

 そんなことをしないで、あなたが他人に示しているような寛大さで自分自身を扱ってあげよう。
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