心理学者が教えてくれた、心の健康を改善する6つのちょっとしたヒント (4/5ページ)

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 自分に対する固定観念を捨てて、一歩一歩前進しているのだと考えられるようになれば、仮に失敗したとしても、自分を責める代わりに、そこから学び成長できるようになるだろう。


・5. ノーと言えるようにする

 お誘いや仕事の依頼はなんでもかんでも受けねばと感じている人は多い。何しろ、せっかくの話を断るのは案外大変なことなのだ。

 しかし心理学者によれば、できることとできないことの境界をきちんと決めておくことは、健全な人間関係を保つ上で大切なことだ。

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 さもなければ、過大なストレスを抱えることになり、あなたは燃え尽きてしまうだろう。

 無理なことにはノーと言う。約束をいかにすっぽかすか頭を煩わせず、自分の時間を持てるようにすれば、結局はクオリティ・オブ・ライフの向上にもつながる。

 断れないことは自信や自尊心の低さと関係があるそうだ。もしかしたら、自分の価値を信じることができていないと、どうにか他人に気に入られようと行動するように人間はできているのかもしれない。

 自分の人生と時間を取り戻す最初の一歩は、自分がはまり込んでしまっているサイクルと条件反射的な対応に気づくことだ。

 あなたはノーと言うために許可をもらう必要はない。また断っているのは、相手自身を拒絶するわけではなく、その人の依頼を断っているのだということも忘れないようにしよう。
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