ソフトバンク王貞治「V9の巨人を超えた!」長嶋茂雄も脱帽 (4/5ページ)

日刊大衆

残念ながら小園は獲得できませんでしたが、期待の若手に左バッターが多いので、手腕を発揮してくれるでしょうね」(同)

■孫正義オーナーのバックアップも大きいが

 資金は潤沢、加えて選手の育成面や環境も整っている。たった13年で、ソフトバンクはそんな完璧とも思える組織を作り上げた。

「ソフトバンクがこれほどの球団になったのは、親会社や孫正義オーナーのバックアップがあってこそ。しかし同時に、王会長の果たした役割も非常に大きい。王会長がいなければ、今のチームはないでしょうね」(球界事情通)

■リストラの憂き目に遭っても

 前身のダイエーから引き続き、ソフトバンクの初代監督を務めた王会長。現在もGM職を兼任し、長年チーム編成を司っている。そんな王会長でも、巨人監督時代には解任の憂き目に遭っている。「巨人での5年間、優勝1回で、Bクラス転落は一度もありませんでした。それでも球団は、王さんをあっさり切った。その非情さは、“常勝”が求められる球界の盟主だからこそ……だったのかもしれません」(当時を知る元記者)

 そして長い浪人生活を送った後、再び袖を通したユニフォームは、巨人のものではなかった。「巨人の看板スターが、地方の新興球団だったダイエーの監督になるなんて、昔じゃ考えられない。王さんに理由を聞いてみると、“パ・リーグなら巨人と戦わない、しかも福岡は東京から一番遠いからね”と答えた。きっと、もう巨人のユニフォームは着ないと覚悟を決めたんでしょうね」(前同)

 そんな王会長の決断には、巨人の盟友・ミスターこと長嶋茂雄氏(82)も感服していたという。「巨人を離れ、新天地で苦労する王さんを見て、ミスターは“ワンちゃんらしいな。苦労を承知で飛び込んでいくなんて、僕にはとてもできないよ”と口にしていました」(同)

 巨人と決別してまで戻ってきたグラウンド。王会長は、それだけ「現場への強いこだわりを持っている」(元記者)のだという。

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