犯罪捜査が前進か?エピジェネティックマーカーで年齢や生活習慣、食習慣がまるわかりに(米研究) (1/4ページ)

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犯罪捜査が前進か?エピジェネティックマーカーで年齢や生活習慣、食習慣がまるわかりに(米研究)
犯罪捜査が前進か?エピジェネティックマーカーで年齢や生活習慣、食習慣がまるわかりに(米研究)


 殺人事件の犯罪現場に残されていた血痕のDNAを正しく鑑定するのは必ずしも簡単ではない。
 
 現在のDNA解析手法はそれほど感度が良くないのだ。そして今、新しい手法が考案されつつある。

 DNAには組織に特有のマーカーがある。それが見つかれば血液細胞由来かあるいは皮膚細胞由来かといった区別も可能になる。

 遺伝子配列というより、DNAの発現の変化を見れば、犯罪の容疑者を特定する情報になりうるというのだ。

・ある殺人事件の裁判

 ある殺人事件の裁判で、専門家として証言を求められたフロリダ国際大学の法化学者ブルース・マッコード氏。

 その事件では、ある女性が離婚してから間もなく殺害され、その遺体から元夫のDNAが採取された。

 だが、血液に由来するこのDNAが、夫の犯行を示唆するものなのか、それとも元夫婦の何気ない接触によって付着したものなのか判断するのは難しく、夫が犯人であるという決定的な証拠にはなりえなかったのである。

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・遺伝子配列ではなく、その発現から情報を得るエピジェネティクス

 法エピジェネティクスではこうした研究が急成長を遂げている。

 エピジェネティクスとは、DNAが持つマーカーを用いて、遺伝子配列そのものというよりは、その発現の変化を見る研究であり、犯罪の容疑者を特定する情報を集めるうえでも有効だと考えられている。
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