夢とは小さな「たい」の積み重ね。「カツカレー食べたい!」から始めよう (2/7ページ)

新刊JP

――本当に小さなことでいいんですか?

心屋:たとえばカフェで、みんながミルクティを頼んでいるとき、自分だけロイヤルミルクティって言いづらい。「じゃあ、ミルクティでもいいか」って、そこでちょっと自分を押し殺すんですね。でも、そういう自分の本当の気持ちを叶えられない間は、大きな夢も生まれないし、叶うこともないでしょう。

――小さな「たい」が、大きな「たい」につながっている、と。

心屋:そういうことです。「ミルクティよりロイヤルミルクティがいいな」「目の前にナイフとフォークが並んでるけど、お箸で食べたいな」「みんなはお茶だけ頼んでいるけど、お腹が空いているからカツカレー食べたいな」ってね。だったら我慢せずに「ロイヤルミルクティにする」「お箸ありますか?」「私、カツカレー!」って言えるようになること。我慢しようと思えば我慢できてしまう、小さな欲求を満たすことが大事。

――まわりのみんなはお茶だけのつもりなのに、自分はカツカレーというのは勇気がいりますね(笑)

心屋:今はそうでしょう(笑)。でも、「カツカレー食べたいな」という小さな「たい」に正直になると、大きな「たい」も素直に感じられるようになります。前にも言ったように、「ふーん族」(※前編参照)の人は、あまり自分を主張しないし、心がなだらかで、「めっちゃいい!」「めっちゃ嫌だ!」っていう起伏があまりありません。それで平和に生きられればいいんだけど、誰でも日々、小さな欲求はあるはず。それは我慢しないほうがいいんです。

――「ふーん」と言っているなかに、「まあ、これでもいいか」って我慢していることがあるかもしれないんですね。でも自分は自分だから、そう考えるのでいいんだって思えたら、小さな「たい」も大事にできそうです。

心屋:うん。で、そうなるためにはひとつ、覚悟しなくちゃいけないことがあります。それは「あなたって変な人ねえ」って言われる覚悟。

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