夢とは小さな「たい」の積み重ね。「カツカレー食べたい!」から始めよう (4/7ページ)
本当は20の夢でも30の夢でも実現できるかもしれないのに、夢によって自分のポテンシャルに天井を設けてしまっているということです。
たとえば本を書き始めたころ、僕にとっては20万部というのが大きな夢でした。でもあるとき、「もう、なんぼでもええわ」って思ったら一気に売れ始めて、現時点で累計450万部にもなっている。20万部の夢からしたら、450万部なんてほとんど宇宙レベルで、努力しようにも、どうしたらいいかわかりませんよね。20万部にこだわって、そのための努力をしていたら、たぶん、ここまでは達しなかったんじゃないかな。
心屋:そういうことです。そもそも「20万部は売れたい」と思ったのは、「あの同業者が20万部くらい売れているから、あの人くらいになれたらいいな」っていう、自分の目に映る小さな世界のなかで描いた夢だったから。
――その20万部の枠がとれたことで、それをはるかに超えることが叶ってしまったんですね。それにしても450万部とは驚異的な数字ですが、「もう、なんぼでもええわ」というのは、どういう心境ですか?「諦め」とも違う感じがするし……。心屋:「売れてから幸せになるんじゃないんだ」ということです。売れても売れなくても、本すら出していなくても、幸せに生きている人がたくさんいる。だから、「何かを達成した」ということで自分の価値を計らなくていいんだって思えたんですね。
結果が出ても出なくても自分は素晴らしいし、満たされていいし、幸せになっていい。そのうえで結果が出たらめっちゃ楽しいし、うれしいな〜という。このスタンスになったら「もう、なんぼでもええわ」って思えて、そこからギュンッて伸びたんです。
心屋:2つあって、1つは断食です。それまでは、自分は「欠けている」って思っていたから、実績を足して、足して、そうやって価値がつくられていくと考えてました。