ホンダの今はなきデートカー、プレリュードの歴史を振り返る!国産車初の電動サンルーフやABS、世界初の4WSなど時代を先取りしたスペシャリティクーペ! (2/5ページ)

イキなクルマで

同心円上にスピートメーターとタコメーターを配置した「集中ターゲットメーター」を採用し、視認性の向上を図りました。ただこれは目が回る、見にくいなどの声もあったといいます。

そのためか北米仕様においては中期モデル以降に通常の2眼式メーターへ変更されました。

確かに方法としてはちょっと未熟な感は否めませんが、前方とメーターとの間でのドライバーの視線移動を少なくするのは現在の先進安全装備であるヘッドアップディスプレイに共通する考え方。

現在のホンダの先進安全技術「ホンダセンシング」には定評がありますが、この時代からそうした安全性に関する考え方や取り組みがなされてきたことが感じられますね。

■デートカーの元祖、中古車で人気が爆発した2代目プレリュード

出典元:ホンダ名車図鑑

リトラクタブルライトや低いノーズなど日本車離れしたデザイン

登場した1982年当時としては革新的なまでにワイド&ローなボディが男女問わず高い人気を呼んだモデルです。

リトラクタブルライト(格納式前照灯)を採用し、フェラーリ並みとまでいわれた低いノーズが最大の特徴。当時の日本車にはほとんどなかったそのスタイリングが若者のハートを鷲掴みにし、「デートカー」の元祖として確固たる地位を築き上げます。

国産車初のABS(4wALB)搭載、DOHCエンジンの2.0Si追加

2代目プレリュードには4wALB、いわゆるABSが一部グレードにオプションで設定されました。これは国産車では初のこととなります。

また1985年には2.0L直列4気筒DOHCエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル2.0Siがランナップに追加されました。

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