ホンダの今はなきデートカー、プレリュードの歴史を振り返る!国産車初の電動サンルーフやABS、世界初の4WSなど時代を先取りしたスペシャリティクーペ! (1/5ページ)
出典元:https://www.honda.co.jp/hondafan/meisha/
■海外で高い評価を得た初代プレリュード出典元:ホンダ名車図鑑
主要グレードの電動サンルーフを標準装備したスペシャリティクーペ1978年、今から40年以上前にホンダのスペシャルティカー、2ドアクーペのプレリュードは誕生しました。スペシャルティカーとは実用車のプラットフォームにスポーツカーのようなスポーティでスタイリッシュなボディを組み合わせた車で、元祖スペシャルティカーはフォードのマスタングだといわれています。
この初代プレリュードは日本でもそれなりの好評を得ましたが特に海外において高い評価を得、初代の総生産台数の8割程度は海外向けであったといいます。
おそらくそれはプレリュードの主要グレードに標準装備された電動サンルーフが原因でしょう。アメリカ、特に西海岸においては現在でもオープンモデルの人気が高い傾向があり、オープンモデルではなくても開放的な気分を味わえるサンルーフ付きのプレリュードが歓迎されたのではないかと思われます。
この電動サンルーフの標準装備は国産車ではこの初代プレリュードが初でした。
お近くのホンダカーズのお店の場所はこちらから検索! シルビアなどFR車に負けず劣らすのFFハンドリングマシン初代プレリュードはリニアなハンドリングが特徴で、それはまるでFF車とは思えないほどだったとか。
ライバル車である日産・シルビアやトヨタ・セリカなどはFRでしたが、十分に対抗できるハンドリング性能を持ったモデルでした。
コーナリングにおいてはFF車ながらアンダーステアどころかオーバーステアになりがちな場面もよく見られたといいます。
ユニークな集中ターゲットメーターメーター類もホンダならではのユニークな工夫が施されたものに。