ホンダの今はなきデートカー、プレリュードの歴史を振り返る!国産車初の電動サンルーフやABS、世界初の4WSなど時代を先取りしたスペシャリティクーペ! (5/5ページ)
スポーツクーぺ型に大きく舵を切った4代目の売り上げが振るわなかったため3代目以前のスペシャルティクーペ型に回帰したモデルです。
オプション設定ではありますがガラスサンルーフも復活し、往年のプレリュードファンの馴染みのあるスタイルに戻されました。
内装にカブロンという合成皮革を使用したモデルも登場。後期モデルでは本革シートを採用したグレードも用意されるなど、より居住性に重きを置いた仕様となっています。
タイプSにリッター100馬力のVTECエンジン搭載スポーツグレードにあたるタイプS、SiRスペックSではリッター100馬力、220psを発する2.2Lの直列4気筒VTECエンジンを搭載。
またSiRスペックSにはビスカスLSDが標準装備されました。
ですがプレリュードは時代の流れもあってか、かつての勢いを取り戻すこともなく、2001年の6月にはインテグラに統合されその姿を消すことになります。
■プレリュード絶版後のホンダのクーペモデル、新型の登場は? ノッチバッククーペは北米仕様のアコードクーペのみ出典元:Rensselaer Honda
プレリュード以降、ホンダにラインナップされたノッチバッククーペは北米で展開されているアコードブランドのアコードクーペのみとなっています。
日本ではバブル崩壊後にクーペ人気が落ち込んだまま回復しているとはいい難い状況にありますが、クルマ本来の美しい流線型を楽しめるクーペは海外では一定の人気があります。
しかしホンダという日本のメーカーが唯一作っているクーペが日本では手にはいらないとは、ある意味皮肉なことでもありますね。
新型プレリュードの噂そしてプレリュートに関しては2017年頃から常に復活の噂が飛び交っています。今年2019年に登場するのではないかと予想されていますが、果たしてして真相は如何に?
今後のホンダの動向に注目ですね!
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