やきそば・だんご汁・うどん☆ 大分県は知られざる魅惑のグルメ天国! (6/7ページ)
ごまだしとは、豊富な海産物が獲れるこの地で魚獲した際、どうしても売り物にならない エソ・小カマス・小アジなど小魚が混じることがあります。
そこで、漁師の奥さん達がそれらの魚を無駄にせず、焼いて骨を取り除き、身をほぐし、醤油やすりゴマなどと混ぜた保存食が、この「ごまだし」と言われるもので、ご飯・うどんなどに乗せたり、おにぎりの具にしたりと、地元に根付いたソウルフードです。
そんな極上の万能調味料とも言える、ごまだしを使ったメニュー「ごまだしうどん」(540円)は、見た目だけで判断すると普通の「かけうどん」に似ていますが、汁はダシのみで、殆ど味付けはなし。
ごまだしが入った小さな器と、一見味噌に見えるごまだしの3点セットで提供され、うどんのダシ汁とごまだしを混ぜ、味を整え、釜揚げうどんのように食べる一品。
味噌とは全く異なり、味が濃すぎず、魚の旨みを凝縮した、これまで食べたことのないつけうどん!
半分くらい食べたら、今度は丼にごまだしを加えて、かけうどんのように丼から直接食べると、ごまだしスープが主役で、うどんは脇役に回という味変が楽しめます。