電車の先発・次発、関東では「こんど・つぎ」表記って本当? 定番の地域ネタ、真面目に検証してみた (4/5ページ)
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東京メトロの「先発・次発」が出る発車標。左列に「先発」「次発」が見える
そんな中で、「こんど・つぎ」を貫いているのが東京と埼玉を走る西武鉄道である。
西武新宿駅や池袋駅の大きな発車標では今も「こんど・つぎ・そのつぎ・そのあと」で出発順の列車を案内している。「こんど・つぎ」ではあきたらず、3本目・4本目の列車を「そのつぎ・そのあと」としているのも言われてみれば分かるが、直感的には理解しにくい。

西武新宿駅の発車標には確かに「こんど・つぎ・そのつぎ・そのあと」の文字が
西武の「こんど・つぎ・そのつぎ・そのあと」のインパクトは強烈で、関東流の「こんど・つぎ」の代表例として本やネットでよく取り上げられていた。その影響で実情以上に「関東は『こんど・つぎ』」のイメージが拡散されてしまったのではあるまいか。
その西武でも、近年改修された発車標では他社のように時刻順だけのものにしたり、「先発」の表示が出せるものができたりと、いずれは「こんど・つぎ・そのつぎ・そのあと」も姿を消すかもしれない。
「こんど・つぎ」のもう1例を挙げるとすれば、かつての営団地下鉄だろうか。
筆者の記憶では、東京メトロでは10年以上前、営団地下鉄の時代には発車標は「こんど・つぎ」だった。しかし近年の発車標は「先発・次発/1st・2nd」のタイプにリニューアルされたり、「こんど・つぎ」を使わず時刻だけの表示にするケースもがほとんどである。