ホンダのコンパクトスペシャリティ、インテグラの歴史を振り返る!初代クイントインテグラからいまだ人気の高いDC2/5のタイプRまで! (3/6ページ)
CMには当時大ヒットしたハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの主人公を演じたマイケル・J・フォックスが起用され、「カッコインテグラ」「調子インテグラ」などの通称で親しまれたモデルです。
当時は空前の4ドアハードトップブームの真っただ中。その追い風もありこの2代目は大ヒットモデルとなりました。
VTECエンジン(B16A)を初搭載したXSi初代モデルは全車にDOHCエンジンを搭載していることで話題を呼びましたが、この2代目はホンダの誇る可変バルブタイミング・バルブ機構のVTECエンジンを初めて搭載した記念すべきモデルでもあります。
搭載されたB16A型のVTECエンジンは1.6Lで160psを発揮し、初のリッター100馬力を達成。これは当時としては驚異的な高性能エンジンといえるでしょう。
この頃のNAエンジンの標準的な馬力は80程度であったといいますから、いかに凄いエンジンであったかが察せられますね。
このVTECエンジンでホンダは「エンジンのホンダ」として改めて世界に認識されるようになります。
上皇陛下の愛車この2代目は上皇陛下がプライベートにおいて長い期間にわたってご愛用されていた車としてもよく知られています。ご愛用モデルはグレーメタリックの1991年式の1.6L、5速MT仕様の4ドアハードトップ。
2019年4月30日をもって退位され上皇陛下となられましたが、ご在位の間は美智子上皇后陛下(当時は皇后陛下)を助手席に乗せて上皇陛下(当時は天皇陛下)が皇居内でインテグラを運転するお姿が見られたようです。
上皇陛下はこの1991年式のインテグラを四半世紀以上にわたってご愛用されていましたが、2018年のお誕生日で85歳になるのを機に免許更新はなさらないご意向を示されたということ。
そのため長年陛下の人生に寄り添った2代目インテグラが陛下の最後のご愛用のお車、ということになりますね。