「マウンティングする人」撃退法 (5/6ページ)
「ドイツといえばシェパードだよね」と、犬の話しかしない狗法眼ガルフ返しもおすすめだワン。
「人の話を聞かない人」と印象づければ、マウンティング好きから身を守れる。それでいうと、一番簡単なテクは「よそみ」である。あさっての方向を向いて「ちょっと聞いてる?」とムッとされたら「あの壁のシミ、人の顔に見えない?」とオカルト返しをキメよう。
■マウンティングはしない、されない、かかわらない
私はマウンティングが嫌いである。それはイジメや差別を憎んでいるからだ。物心ついたころからそうだったので、前世的な因縁かもしれない。
人に上下や優劣をつけて、自分より下の者や弱い者を攻撃する。それで自我を守って、劣等感を埋めようとする。そんな卑劣な人間とはかかわりたくないし、グレッチでめった打ちにしたい。
そんな方針で生きてきたので、女友だちはマウンティングに興味のない人ばかり。未婚・既婚・子持ち・子ナシ・バリキャリ・専業主婦……と属性はバラバラだが、価値観の合う人たちと平和に愉快に過ごしている。
だが過去を振り返って「あれはマウンティングだったな」と思う出来事がいくつかある。
女子校から共学の大学に進んで、学校のテストやバイトの成績がよかったとき、男子から「お前なんか大したことない」「俺のほうがデキる」「その程度で調子に乗るな」的な発言をされた。
その根っこには「女は男より下であるべき」というミソジニー(女性蔑視)があったのだろう。女子校には「できないフリをして男を立てろ」「男の脅威になるな」という文化がなかったので「ラピュタは本当にあったんだ……!」と衝撃を受けた。
「女の敵は女」「女はドロドロして陰湿」と語る人がいるが、それこそがミソジニーだろう。男女共にマウンティング好きはいて、それは性別じゃなく人間性の問題だ。ただ、男女でマウンティングの分野が異なる印象はある。