世界的に注目される日本の引きこもり問題。その実態を探る最新研究結果が発表される(日本研究) (3/4ページ)
こうした不安は羞恥心と関係しているのかもしれない。彼らは自分の今の状況を知られることを恐れていると示唆されているのだ。
引きこもりと人付き合いの苦手さとの関連性が示すのは、引きこもりの人は面識のある人やコミュニティを恐れているということだ。この点において、対人恐怖症や一般的な社会不安のような症状とは異なる

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・どうすれば引きこもりを防ぐことができるか?
こうした発見は、その治療の方向性をも示唆している。
つまりコミュニケーションスキルを向上させるような訓練を行い、過度に人目を気にしないよう上手くコントロールしてあげることで、徐々に外に興味がいくようになると考えられるのだ。
これは簡単なことではないが、実際この治療法で一定の成果をあげているケースもあるという。
だが、そもそも何が彼らをそこまで不安にするのか?最初に家にこもらねばならなかった理由は何だろうか?
研究で明かされているのは、高校や大学の中退歴である。これをきっかけに知り合いに会うのを恐れるようになり、やがては家に閉じこもるようになるのだ。
ならば、若い人たちが学校にとどまれるよう支援することができれば、引きこもりになるリスクを下げられるかもしれない。
また引きこもりの37.9%に精神病の治療歴があることも注目に値する。野村氏らが言うように、医薬に依存する人たちの引きこもり率の高さには警戒を要するだろう。
こうした要素がどのように関連しあっているのかについては、解明には程遠い。