世界的に注目される日本の引きこもり問題。その実態を探る最新研究結果が発表される(日本研究) (1/4ページ)
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学校にも仕事にもいかず、家にこもって社会的な交流をほとんど絶ってしまう。こうした状態が6か月以上続いた場合、日本の厚生労働省は「引きこもり」と定義としている。
「引きこもり」という名称は日本の言葉だが、海外でも「Hikikomori」として認知度が高まっており、世界的に注目を集めている。
だが「引きこもり」に関しての研究はあまり進んでおらず、心理学的にはあまりきちんと理解されていないのが現状だ。
今回、秋田大学が発表した研究結果は、引きこもりの実態に迫ったものだ。
・引きこもりの実態に迫る最新研究
正確な数字は不明であるが、2016年の内閣府の調査によると、15~39歳の日本人の54万1,000人(1.79%)が引きこもりであるとされている。
これについてリスク因子に関する仮説はあるものの、大規模な人口ベースの研究はない。今回の発表された研究は、そのギャップを多少なりとも埋めるものだ。
・引きこもりは都市部だけに限らない
秋田大学、野村恭子氏率いる研究チームは、日本各地の200の自治体から無作為に抽出された15~39歳の男女3287名を対象とした。