体の大きさを考慮した場合19種の哺乳動物が人間より長生きしていることが判明。そのうち18種がコウモリ (2/4ページ)

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そして6年が経過してから再び同じことを行う。

 こうして100匹以上のコウモリのデータを集め、各年齢において活性化している遺伝子を追跡し、加齢による血液細胞の変化を観察した。

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CreativeNature_nl/iStock

・経験や環境に応じて遺伝子活性が変化するコウモリ

 個々のコウモリは、それぞれが異なる経験をして、異なる環境的要因に遭遇するために、遺伝子の活性が変化する。

 そこで研究者は、ある時点ではサンプルの大半に存在する遺伝子活性が、時間が経過したときにどのように変化するかに注目。ここから、遺伝子活性に生じた差異で、加齢に関連するものは9パーセントしかないということを突き止めた。

 しかし、その9パーセントの中には、いくつか目を引く遺伝子があった。加齢に関連する差異のほとんどは、活性が一番大きく変化した100の遺伝子によって説明することができたのだ。

 そして、これらはDNAの損傷を修復し、損傷を受けた部品を消化・再利用するという、細胞を健康に保つプロセスに関係する遺伝子だった。

 またコウモリは、染色体の末端を維持して、細胞が老化するのを防ぐことまでできる。普通、こうしたプロセスには、テロメアーゼというテロメアを補充する酵素が関与していることが多いのだが、コウモリの場合、どうもこれを使わずに行なっているようだ。

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