若者はなぜさっさと辞める? 「やってらんねー」を生む世代間ギャップ2.0 (1/4ページ)
平成最後の新卒社員が入社してはや2ヶ月。そろそろ職場にも慣れ、配属先が決まったりする頃でしょう。
この時期、マネジメント側にとって怖いのが早期離職。3年で3割辞めると長らく言われ続けていますが、実は1年以内に辞める若者も少なくありません。厚労省の統計によれば、500人規模の企業では1割程度、30人規模の企業になると2割もの新卒社員が離職しています。
かつてとは環境が違うとはいえ、まだ仕事も覚えきらない1年目に辞めるなんて、オトナ世代からすると違和感があるもの。なぜ、こんなにあっさりと辞めてしまうのでしょうか?
『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム/刊)の著者、平賀充記さんは、「時代と経験の違い」だけにとどまらない「世代間ギャップ2.0」がその原因だと語っています。
「世代間ギャップ2.0」とは、スマホやSNSによって「オンラインに生きる若者」と「オフライン中心のオトナ」の間に生まれた、生きる空間の違いのこと。SNS的なコミュニケーションや生き方を身につけた若者にとっては、オトナの働き方や職場の常識が「やってらんねー」と不満をためる原因になっているそうです。
平賀さんは本書の中で、若者の仕事に対する価値観や考え方を、5つの特性と20のキーワードに整理しています。ここではその中のいくつかを紹介しましょう。