謎現象「楽しい時は短くつらい時は長く感じる」を解明する認知神経科学にハマった理由 (4/7ページ)

学生の窓口

――研究に幅があるのは、何故でしょうか?

四本准教授 現代は、世界中で研究が行われていますから、科学的にいろいろなことを解明していく中で「わかること」と「わからないこと」が、わかっていくんですね。

そして、テクノロジーが進化していく過程で、その段階で面白いと思うことを、最新のシステムで検証する。そんな感じで広がっていくのだと思います。

ただ、根っこにある部分は変わっていなくて「自分の体験できる、人間の知覚のメカニズムを知りたい」ということですね。この点は昔から一貫しています。

――先生の研究が進展していくと、何か実生活に影響はあるでしょうか?

四本准教授 ないです(笑)。基礎研究ですので、実生活に影響することはありません。「誰の役にも立たない」というところに誇りを持っています。

直接的には何の役にも立たないのですが、大きな目で見ると基礎研究というのは全ての基礎で、土台の部分なのです。無理やりに「私の研究はこう役立ちます」と言えなくもないのでしょうが、あえてそんなウソをつかずに「土台をしっかりと固める研究を、一人の研究者として行っているんだ」ということを誇りに思っていたいですね。

――先生の研究の最終目標は何でしょうか?

四本准教授 そのような大それたものはないのですが、自分が面白いと思える研究を細々と続けられたら、と思います(笑)。

あと、将来の研究者を育てていきたいという気持ちが、最近は強くなってきましたね。本学には、本当に優秀な学生が集います。優秀な人たちなので、ちょっとしたアドバイスでどんどん、ニョキニョキと伸びていくんですよ。そのような姿を見ていると「将来の研究者のために頑張らないといけないな」と思います。

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