正統派アイドルSAY-LA、8月27日発売のシングル「正統派の夏が来る」を手に、渋谷ストリームホールでワンマン公演。 (3/7ページ)

バリュープレス

片思いの女の子のねだる気持ちを、6人は隠すことなく、沸きだすまま真っ直ぐに届けてゆく。汚れを知らぬ歌声で「2人で1になれる」と歌うたび、フロア中の人たちも彼女たちに想いを重ね合わせていた。


  「次に披露するのは3年後に叶えたい日本武道館へ向けての想いを詰めた歌です」。SAY-LAは、『三年後の約束』をPiano Versionにアレンジして歌唱。切々としたシンプルな演奏の上でマイクをリレー。強い意志を抱きながらも、それぞれに不安に心揺れ動く様が歌声を通して見えてきたのも嬉しかったこと。むしろ、シンプルな演奏だからこそ、より彼女たちの心模様がリアルに伝わってきたと言うべきか。「この歩みについてきて欲しい」と歌いかけたように、6人が強い意志を持って夢見た未来を現実に変えようとするのなら、少なからずここにいた人たちはついていくはずだ。空高く伸ばした6人の指先が指した未来が、楽しみだ。


続いて披露したのが、恋心をパスタに例えたSAY-LAの恋愛パスタソングシリーズ。新曲の『初恋カルボナーラ』は、恋が始まったときのドキドキした嬉しい気持ちを明るい曲調と歌声へ投影、初な恋心を歌ったハートフルな楽曲。傷つくことを知らない恋愛初心者特有のカラフルに広がるわくわくした気持ちが、彼女たちの「もっともっと好きになっていいですか」「大好き 大好き 大好き」と三連呼する歌声からキュンキュン響いてくる。でも、その結末は…。そこは、8月27日に発売する最新シングル「正統派の夏が来る」の中で確かめていただきたい。

  『初恋カルボナーラ』が、恋したときのドキドキしたピュアな気持ちを恥ずかしげもなく投影した楽曲なら、続く『ガチ恋ペペロンチーノ』は、切ない気持ちに胸がキュッと痛む歌。この日は、イントロを長めにしたDance Versionへアレンジ、クールなEDMサウンドに乗せて各自がダンスも披露。その後、秘めた情熱を解き放つようにセクシーな魅力を歌声とパフォーマンスに投影。隠し持った心模様も6人はちらつかせながら、切ない恋心をぶつけてきた。たとえ初な恋心も、いろんな経験を踏まえれば、こんなにも痛い情熱(情念)を持ってしまうことを、SAY-LAは2曲の中へ短編ドラマとして描きだしていった。

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