「自分も動けない人間で、それがコンプレックスだった」伊藤羊一氏はなぜ変われたのか? (3/7ページ)
「同い年の三浦知良選手が俺のライバル」とずっと言い続けた結果、なんと三浦知良さんとの対談が叶うというエピソードも。
伊藤:その対談、先日NewsPicksでオープンになったばかりなんですよ。25年間ずっとKING KAZUがライバル、会いたい!と言ってきました。まさか対談できるとは思わなかったけれど、「外に向けて言い続けたら叶う」というのは本当だなと。
これも「夢は言い続ければ叶う」っていうけれど、頭の中で考えただけだと説得力がないですよね。所詮はあなたの頭の中だけで考えたことでしょ?って。でも、実際にこうしたら上手くいったのならば、それは1つの事例に過ぎないかもしれないけれど、叶っているという点においては100%正しいんですよ。そういう実例をたくさん本書に交えました。
■「僕自身、好奇心が皆無といっていいような動けない人間だった」 ――前著は「話せ」、そして本書は「動け」がテーマです。読者層としてはどのような人たちを考えていますか?伊藤:人間には2つパターンがあって、動ける人と動けない人です。動ける人は何も言わなくても自分でどんどん動くので、この本を読む必要は、あまりないかもしれません。
もう一方の動けない人。もっと言うと、仕事に手をつけるのが遅かったり、「面白そう」ということがあってもなかなか乗れなかったり、誘われてもなかなか行動できなかったりという人ですね。
仕事においても、学びにおいても、遊びにおいても、「やってみたい」と思うことってあるじゃないですか。でも、それを経験するには、「恥ずかしい」「失敗したらどうしよう」というハードルを越えないといけなくて、そのハードルの前で足踏みしている。こうなると、経験も積めないし、成長も鈍っちゃう。そういう方々に読んでほしいです。
僕もそうだったんです。例えば高校1年生のとき、友人からサーフィンに誘われて、行きたい気持ちはあったけど「恥ずかしいな」と思って行けなかったんです。結局、未だにやったことはありません。その時、機会を逃したんですよね。でも、そういう心理的なハードルはちゃんとプロセスを踏めば越えることはできるんです。