超話題“タブー上等”昼ドラ『やすらぎの刻~道』Pが語る現場裏話!【前編】 (2/7ページ)

日刊大衆

結果的にこちらの悩みもすべて、出演者の方々に見せることになって助かりました。

 みなさん、キャリアが50年とか60年ですから、それぞれに共演した経験があって、同窓会みたいなもんですよ。

 最初は、そうやって再会を楽しむところから始まったんですが、今作ではその作品も2年以上続いていますから、「あら、元気?」「体の調子はどう?」といった会話を週に何度か、現場で交わして。お互いを励ましあっておられます。調子が悪い方がいらっしゃると、みんなで心配したりして。和気あいあいとしていて、みなさんが期待する「バチバチ」というのは一切ないですね。

――その大スターをまとめ上げる座長が石坂浩二さんですが、現場ではどのように振る舞われているのでしょうか。

 石坂さんは、いつもすごい量の差し入れを持ってきてくれたり、手書きイラスト入りのスタッフTシャツを作ってくださるなど、ドラマを力強く引っ張ってくださっています。

 石坂さんは、スタジオに入ると本番直前まで、ずっと誰かとおしゃべりされていますね。20歳くらいの若いスタッフとも分け隔てなく。博識な方ですから、ありとあらゆる話題で、話が尽きないんです。

――石坂浩二さんと元ご夫婦だった浅丘ルリ子さん、交際されていた加賀まりこさんとの共演も話題になりました。

 第一作目の『やすらぎの郷』のときは、石坂さんと浅丘さん、加賀さんが何十年ぶりに共演したということで、話題にもなりましたが、前作からずっと共演していますから、風吹ジュンさんとか、他の役者さんとお話しされるのと同じ、「普通の仲の良い役者さん同士」ですね。

 浅丘さんと、加賀さんはプライベートでも仲が良くて先日、お2人と食事に行かせていただきましたが、そこで話されているのはドラマのことでしたね。

 お2人での長いシーンがあるときは、加賀さんが浅丘さんのお宅に行って稽古をするそうです。やはりフィルムで育った世代の役者さんだからでしょうか、NGを出してスタッフに迷惑をかけないように、しっかり準備をされるんですよね。本当のプロだと思います。

――NGは少ないんでしょうか。

 みなさんもNGはほぼなし。

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