超話題“タブー上等”昼ドラ『やすらぎの刻~道』Pが語る現場裏話!【前編】 (3/7ページ)

日刊大衆

まあ、この出演者の方々に何度も「もう1度お願いします」なんて言えませんが(笑)。

 言いよどんだり、妙な間が空いても、それは日常の中では当たり前のことなので、極端に変な言い間違いとかでない限りは、大概OKにしています。ただ、アドリブはほぼありません。倉本先生の脚本通りですね。

――ご高齢の方が多い現場ですが、出演者の体調面にはどのように気をつけておられますか?

 他のドラマに比べると朝はゆっくり始めますし、終わるのも夕方くらい。10時から18時まで。撮影には時間がかかってしまいますね。先日なんて、あまりに暑いんで、数日間、撮影を中止しました。暑くて撮影を中止することは、これまで日本のドラマではなかったと思いますね(笑)。やはり出演者のみなさんの体調面に気をつけながら撮っています。

――出演者のみなさんは、現場ではどのようなことをお話しになっているんでしょうか

「いかにこの仕事を楽しくやるか」というお気持ちで、現場に来て、この仕事を楽しんでくださっているかなと思います。みなさん、普通のドラマに出たら、名前は最後に載る、いわゆる“トメ”の方たちばかりなんですよ。1つのドラマに1人ですから、共演することはほとんどない。

 その同世代の大スターがこれだけ集まって、一緒に芝居をするというのが、楽しいんだと思います。

――大御所が集結する、まるで日本の芸能界の『アベンジャーズ』ですね。

 そうそう。まさに『アベンジャーズ』だと思います。

■現実とシンクロする倉本聰先生のシナリオ

――倉本聰先生のシナリオは、1年以上前に書かれていると思いますが、ドラマの中で芸能人の麻薬事件が起こったとき、現実でも似たような事件が起こったりして、そのタイムリーさに驚かされました。

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