過激な音楽を好む人と不適応な人格特性に関連性はなし。音楽の好みと人間性に関する最新研究(米研究) (2/4ページ)
はたして娯楽の好みから、ある人の思考・感情・行動などにひそむ問題傾向を予測することはできるのだろうか?
ブラゴフ氏が18歳から65歳のアメリカ人を対象に調査を行った。年齢や性別といった要素を加味したうえでも、音楽や映画の好み、性格の特徴、精神病的傾向に、一応はいくつか関連性を見出すことができたという。

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・音楽の好みと不適応特性の微弱な関連性
確かにいくつかの不適応特性は、音楽や映画の好みと関係していることがわかったが、注意しなければならないことは、その関連性はかなり弱いものであるということだ。
たとえば、過度に内向的だったり、引きこもりがちな人は、人が集まる場所、あるいはホラー物やスリラー物といった緊迫感ある映画で流れるような刺激的なアップビートの音楽は好まない人が多い(全員がそうというわけではない)。
また突飛な考え方をしたり、自分自身を怖いもの知らずとか支配的(ある種の自己愛的な特徴)だと評価する人たちは、音楽も映画もさまざまなジャンルのものを楽しんでいるらしいことがわかった。
そして意外なことに、カントリー音楽やゴスペルのような保守的な音楽を好む人には、「神経症的、非友好的、風変わりな傾向を表す特質」と関連性が認められたという。