過激な音楽を好む人と不適応な人格特性に関連性はなし。音楽の好みと人間性に関する最新研究(米研究) (1/4ページ)
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音楽が人々に与える影響に関しては日々様々な研究がなされている。新たな研究結果がこれまでの研究結果を覆す場合があるのは、どの研究に関しても言えることだが、今回発表された音楽に関する研究結果もそうなのかもしれない。
ヘヴィメタルやロックに代表される、過激で反抗的な音楽ばかりを聴いている人は、世間では危ない人というイメージがあるそうだが『Psychology of Music』(8月13日付)に掲載された研究によると、そうした音楽の好みとネガティブな情動性や精神病傾向といった問題のある人格との間に関連性はなかったそうだ。
・音楽の好みから人格を分析できるのか?
1950年代、現代人格心理学の先駆者であるレイモンド・キャッテルは、音楽のような娯楽の好みと問題のある人格には関連があるかもしれないと考えていた。
そこで、アメリカ・ウィットマンカレッジの心理学者パーベル・S・ブラゴフ氏は、それが本当かどうか、2000年代に発表された健全な人格の現代的モデルを音楽の好みに関連づけた研究を応用して、確かめることにしたのだという。
正しい人格モデルなら健全な人格だけでなく、不健全な人格もまた予測できなければならない。ブラゴフ氏の研究は、こうした意味でも重要な試みであった。