何本観た? ミステリー邦画の傑作たち (2/4ページ)

学生の窓口

本作は良質なミステリーですが、名女優同士の一騎打ちが見られるすごい映画なのです。

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『イニシエーション・ラブ』(2015年)


乾くるみ先生の同名小説を映画化した作品。原作と同じく映画も[Side-A][Side-B]の二章に分かれています。[Side-A]では、就活中の大学生・鈴木が渋々出掛けた合コンで歯科助手のマユと出会い、恋愛関係になる様子が描かれます。[Side-B]では、遠距離恋愛になってしまった二人の間に美弥子という女性が現れ……というストーリーが進行します。

なんだか普通の恋愛ドラマのように見えるのですが、ある「ツイスト」がすっかり安心していた視聴者を驚愕(きょうがく)させるのです。『TRICK』で有名な堤幸彦監督ですからこの手の作品の演出はお手の物。手堅く映画をまとめていらっしゃいます。

『砂の器』(1974年)

松本清張先生のベストセラー小説を映画化した作品です。蒲田駅の操車場で男の死体が見つかります。聞き込みを進めてみると、この男は近所のバーで若い男と会っており、そのとき「カメダ」と東北なまりで話していたというのです。まず男の身元を明らかにすべく、警視庁の刑事は東北へ赴くのですが、捜査が進展するうちに意外な事実が明らかになって……というストーリーです。

小説・砂の器は何度も映像化されていますが、本作こそ決定版というべき作品です。謎を追う刑事を演じる丹波哲郎さんをはじめ多くの名優が出演していますので、未見ならぜひ見てください。

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