脳の過剰な活動を抑えることで老化を遅らせることができる(米研究) (2/4ページ)

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 RESTによって神経の興奮が抑えられると、インスリン/インスリン様成長因子(IGF)シグナル経路と呼ばれる一連の代謝のスイッチが入る。こうした連鎖的な代謝が細胞の成長を制御し、寿命を延ばしてくれるのだ。

 まるでRESTと代謝がタッグを組んで、若死を食い止めているかのようだ、とヤンクナー氏は話す。

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Image by LightFieldStudios/iStock

・適切な脳の活動レベルは?

 ではどこまで脳を利用すると過活動になるのか?その基準ははっきりしない。

 パズルを解いたり、新しいスポーツに挑戦したりすることから、強いストレスやトラウマに苦しむことまで、どのような活動がRESTを活発にし、反対に脳の過活動につながるのかよくわからないのだ。

 「何が込み入っているかって、言葉を学んだり、新しい楽器を演奏したり、今までやったことがないことを試すのは、学習能力や記憶力にはいいことだとされてきたことですよ」とヤンクカー氏はいう。

 脳を使うと新たに神経ネットワークが形成され、神経成長因子が活発になる。これはいいことだ、とヤンクカー氏はいう。

 こうした活動は、筋肉のけいれん、気分の変化、てんかん、アルツハイマー病、双極性障害といった形で現れる有害な脳活動とはおそらく同じではないだろう。
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