商業映画はどんな流れで作ってる? 映画業界に就職したい人は知っておきたい基本の流れ (2/3ページ)
脚本が形になれば、クランクインまでにロケハンなど撮影に必要な準備を行い、全て整ったら撮影スタートです。 撮影してからどんなことをするの?

撮影には、ドイツの『アーノルド&リヒター』やアメリカの『レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニー』、日本の『ソニー』『パナソニック』『キャノン』などのカメラが用いられることが多く、現在は4K以上の画質で撮影されることがほとんどだそうです。
ちなみに、現在はほぼ用いられることがなくなった35mmフィルムの画質は、デジタルの4K相当なのだそうです。それだけフィルムは美しかったのですね。
撮影は台本を基に作成した撮影スケジュールに沿って進めていきます。このとき、撮影したデジタルデータは、データマネジャーやポストプロダクションなどによって逐一バックアップされます。
撮影と同時に編集や合成作業も進められます。このとき、撮影データをポストプロダクションの編集部などに渡して編集を行うのですが、そのままの撮影データだと容量が大きいため、編集しやすいよう容量の小さなデータに変換して渡します。
編集には『Adobe Premiere』や『Avid Media Composer』『Apple Final Cut Pro』などを用います。撮影現場に付いているスクリプター(記録係)が、撮影された映像がどのシーンのものかを全てまとめているので、それを参考に編集を進めます。同時に録音部から届けられた音声データを貼り付けます。
こうして撮影が行われている間にも編集が進められていくのです。編集工程では、監督やプロデューサーからどのように編集するのかなどの指示があったり、編集方針についての打ち合わせが何度も行われます。
こうして全ての工程が終了し、何度か試写して監督やプロデューサーからOKが出れば編集完了です。