15万個のビーズで描く「聖剣伝説2」パッケージ 制作期間1年超、作品愛を紡いだアートに反響 (2/4ページ)

Jタウンネット

鉄平さんの作品を見た人からは、

「冒頭の動物の鳴き声から、決定ボタンの音、ロードデータ選択画面のBGMまで、流れるように思い出しました」
「当時の感動が蘇る様です」
「オープニングの曲や、マナの樹を掠めて飛ぶ鳥達の姿、3人の息遣いが浮かびます...!」

など、その再現度の高さにゲームを懐かしむ声が上がっている。

鉄平さんは、Jタウンネット編集部の取材に対し、「改めて、皆の心に残る名作だったんだなと実感しています」と語る。

「聖剣伝説2」への愛のなせる業

「聖剣伝説2」は、1993年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された。鉄平さんは当時、中学生だったそうだ。

「聖剣伝説2が発売されて、初めてこのパッケージのイラストを見たときにその素晴らしさ、緻密さに衝撃を受けたのを覚えています。
聖剣伝説2という作品自体も、そのストーリーや音楽、どれをとっても名作という名に相応しい作品で、僕の中では、別格の作品です」
「いつか、この有名なイラストを何かの形で表現できればいいなとずっと思っていました。
この作品を描かれたイラストレーター様は、磯野宏夫さんという方ですがすでに鬼籍の人だということを知り、僕なりの弔意と尊敬の意を込めてこの作品をビーズで作ろう!と思い立ったのが(作品制作の)きっかけです」

子どものころから大好きだった作品。そのイラストを描いた故・磯野宏夫さんに捧げるため、鉄平さんは仕事が終わった後に少しずつ、コツコツと作品を作り続けた。

スーファミで遊んでいた時のドット感を再現するために、ビーズの色は37色に絞ったそうだ。

作品制作の過程は、こうだ。

まず、図案作成ソフトを使って、元のイラストからビーズ用の設計図の素案を作る。そこから微調整を重ね、ようやくどの色のビーズを何番目に配置するかを記した「目数表」が出来上がる。

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