リアル・ビッグフット?謎の巨大類人猿「ギガントピテクス」はオランウータンの親戚だった可能性(デンマーク研究) (2/4ページ)
研究によると、ギガントピテクスに最も近いのはその直接の親戚であるオランウータンなのだとか。
・謎に包まれたギガントピテクス
史上最大のヒト上科動物で史上最大の霊長類であるギガントピテクスの存在は、1935年に香港で漢方薬として売られていた臼歯をオランダの古生物学者が購入したことで明らかになった。
身長3メートルという巨体でありながら、現在まで残っている化石はたった4点の下顎とたくさんの歯のみで完全な頭蓋骨はないし、それ以外の部分の骨も一切発見されていない。
そのためギガントピテクスの姿の大部分は化石の比較に基づく憶測でしかなく、もちろん進化の系統などもまったく不明のままだった。
とうの昔に絶滅した動物を知るための重要な方法が化石の遺伝子解析だ。
しかしギガントピテクスが生きていた熱帯の暖かく、しかも湿度の高い環境では、DNAは劣化しやすくせいぜい1万年前のものしか手に入らない。
化石の記録から、ギガントピテクスは30万年前に絶滅したと考えられている。そのため従来の方法では、遺伝子を解析することなどできなかったのだ。