リアル・ビッグフット?謎の巨大類人猿「ギガントピテクス」はオランウータンの親戚だった可能性(デンマーク研究) (4/4ページ)

中国南部の洞窟の入り口からの眺めimage credit:Prof. Wei Wang
中国南部の洞窟で発掘された190万年前の歯から明らかになったのは、かつて実在した “ビッグフット” がチンパンジーやボノボのような人間の親戚ではなかったということだ。
そうではなく、ギガントピテクスのタンパク質は現代のオランウータンと同じものだった。両者は、1200万年から1000万年前に枝分かれしたいとこ同士だったのだ。

身長180cmの人間の男性とギガントピテクス種を比較した図。ギガントピテクスは四足歩行で過ごしていたとみられるが、この図ではオランウータンの体型をもとに二足歩行化している。向って左がギガントピテクス・ブラッキー(G.blacki)、右がギガントピテクス・ギガンテウス(G.giganteus)image credit:Discott
・オランウータンのいとこであること以外の情報は不明のまま
なお、オランウータンのいとこであることは判明したが、実際にどのような姿をしていたのかまでは相変わらずわからないとのことだ。イラストや模型があったとしても、それはあくまで想像によるものなので注意が必要だ。
そうは言っても今回の成功によって、ギガントピテクスのみならず、これまで調べることができなかった他の熱帯の絶滅種の研究が大きく進展することも期待できるだろう。
今度はどんな謎の生物に光が当てられるのか楽しみだ。
References:Natureなど / written by hiroching / edited by usagi