北朝鮮 金正恩委員長“叔父2人”を帰国させたクーデター兆候 (3/3ページ)
イタリア北朝鮮大使館のチョ・ソンギル大使代理は、’18年11月に行方不明になっているが、韓国の情報機関によると、『イタリアを離れ、某所で身辺保護を受けている』ことが判明し、亡命の可能性があることを報じられています。正恩氏は、こうした裏切り行為を防止することも考えて呼び戻したのかもしれません」(前出・国際ジャーナリスト)
さらに金正恩政権打倒を目指す組織「自由朝鮮」の活動が活発化していることの懸念もあるようだ。
「今年2月に、スペインのマドリードにある北朝鮮大使館に『自由朝鮮』が侵入し、暗号化された電文解読に使用するパソコンが盗まれました。同組織は秘かに、平日氏、光燮氏を勧誘対象としてきました。両大使を自由朝鮮に加えれば強力な力となるからです」(同)
米国が両大使に接触していたという情報もある。
「そこで正恩氏は、米国の工作員の手が届かないうちに両大使を帰国させる方が無難と考えたのでしょう。クーデター警戒、裏切り防止、反体制派との接触を避けさせるというのが、叔父2人を帰国させた理由なのです」(同)
とはいえ、正恩氏が必死なところを見ると、クーデターが起きる日は近いのかもしれない。