死亡保険金の支払いを渋る保険会社に、親族ら遺体を持ち込み死亡を証明(南アフリカ) (1/6ページ)
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南アフリカで、老舗の保険会社に遺族らが遺体を持ち込むという出来事が起こった。この遺族らは、亡くなった身内の葬儀のために死亡保険金請求をしていたにも関わらず、保険会社が支払いを渋り続けていたのだ。
死者のためにきちんと葬儀を出してあげたいと願う遺族らの強硬手段によって、ビニール袋に包まれた遺体という「証拠」を目の当たりにした保険会社は、直ちに支払いを完済したという。
Corpse taken to Old Mutual office as proof of death
・亡くなった身内の葬儀の費用に遺族らが保険金を請求
11月7日、南アフリカのクワドゥクザでシフィソ・ムチャーリ(Sifiso Mtshali)さんが、45歳の若さで死亡した。
遺族らは、シフィソさんの葬儀費用のためにと11日にクワズール・ナタール州にある保険会社「オールド・ミューチュアル・サウス・アフリカ(Old Mutual SA)」を訪れ、シフィソさんの死亡書類を提出し、保険金3万ランド(約224000円)を請求した。
1845年に創立され、ヨハネスブルグに本拠地を持つこの保険会社は、南アフリカで最も老舗の保険会社とされており、銀行、投資、貯蓄の各部門も運営している大手の総合金融機関だ。
シフィソさんの死因が自然死であることは書類に記されてあり、当然手続きがスムーズにいくと遺族らは思っていた。ところが、予想していた日数で保険が出ることはなく、遺族らは葬儀の手配を進められないまま、苦痛の日々を過ごさねばならなかった。