なぜ日本ではクリスマスは恋人のイベントになったの? #もやもや解決ゼミ (3/4ページ)

そのため、現在でも「クリスマスは恋人と過ごす日」というイメージが強いのだと考えられます。その時代を過ごした男女がお父さん、お母さんになって子供に自分の経験を語って聞かせるなどすると、世代を超えてイメージは伝わっていきますからね。
ただ当時と変わってきている点もあります。当時は、男性が高価なディナー、プレゼントを贈るのが当然といった風潮でしたが、現在ではそれを当然とする人は少なくなっているのではないでしょうか。これも「女性の社会的自立」と関係していると思われます。
このように日本のクリスマスは、宗教色がすっぽり抜け落ちた、実に日本らしい形ではありますが、時代、社会情勢と共に少しずつ変化してきたのです。また欧米と違って「Family Reunion」的な考え方が日本では希薄ですが、これは日本の場合その機能を果たす「正月」「お盆」という季節行事が別にあるからだと考えられます。

クリスマスはもともとキリスト教徒による敬虔な「降誕祭」でしたが、移民により北米大陸に持ち込まれ、アメリカ合衆国で商業主義と結び付いて発展。現在のような形になったとのこと。
現在の日本では「クリスマスは恋人と過ごす日」というイメージが強いですが、これはバブルの時代にそのようなイメージが付け加えられたためのようです。クリスマスも時代によって変化していくものなのですね。