浅田真央や水卜麻美も! 谷川真理が指南する「ウォーキング&ランニング」 (3/6ページ)

日刊大衆

ただし、急にギュッと強く締めると足の脇が痛くなるから、自分で加減してみてください」(同)

■走るフォームも重要

 さらに、痛みやケガなく走るには、フォームも重要。「ただ単に歩く、走るのではなく、脳を使って、体の使い方を意識。ウォーキングやランニング時も、みぞおちから下が脚だと思って、胸を張って、骨盤から体を押し出すように進みます。膝の痛みが不安な方は、つま先で小走りするように走ると、衝撃があまり膝にかかりませんよ」(同)

 さらに、つま先走りのメリットを、こう続ける。「子どもが走るようなつま先走りは、脚が前に出やすいんです。少し前に体を倒し、体の推進力を利用して走ります。足の接地時間が少なくスピードも出やすいので、マラソン選手はつま先で走る人も多いです。ただ、ふくらはぎに負担がかかりやすく、かかとから着地したほうが足には優しい。なので、走り始めはつま先走り、そこからだんだんと足全体を地面に平行につけるようにし、平行着地からかかと着地に移行するのがいいでしょう。その過程で、自分に合ったフォームを見つけてもらえれば」(同)

 さらにフォーム矯正の秘策は、なんと裸足だという。「マラソンで強いケニア勢の走り方が美しいのは、幼少期に裸足で長距離を歩く環境で育ってきたのも一因。裸足だと足が痛くなるので、自然と足に良い歩き方が身につくんです。裸足ランは、流行中。体が軽くなったような感覚がするので、芝生やビーチなどで実践するのもいいですね」(同)

 また、ランニングというと、薄着で走るランナーの姿が印象的。だが、初心者は防寒対策も大事だという。「中綿入りのアウターやダウンなど、動きやすい防寒着を着用して走ったほうが、体が温まりやすくて、ケガの防止にもなります。暑くなったら、脱げばいいんです」(同)

■大会出場編

 トレーニングをサボらないためには、目標があるとやる気を維持しやすい。ランニングを趣味にする人の共通点が、走り始めると同時に、なんらかのマラソン大会に申し込んでいることだ。『週刊大衆』の表紙も撮影する人気グラビアカメラマンの西田幸樹氏も、そんな一人だ。

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