さらばノムさん!野村克也氏「長嶋&王と球界への遺言」 (1/3ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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 日本球界の至宝・野村克也さんが、2月11日に亡くなった。享年84。その突然の訃報に、球界は大きな悲しみに包まれた。

「長嶋、王、張本といったレジェンドから、原、高津、稲葉といった監督たち、そしてダルビッシュ、田中将大ら現役選手まで、球界の超大物たちが次々に追悼のコメントを発表。野村さんの存在の大きさを、改めて感じました」(スポーツ紙デスク)

 ヤクルトや楽天といった野村さんとゆかりのあるチームはもちろん、巨人をはじめ、直接関わりのない球団でも、各キャンプ地で黙禱が捧げられた。「球界全体が、偉大すぎる人物の損失を惜しんでいるかのようでした」(前同)

 南海時代に野村監督の下でプレーした野球解説者の江本孟紀氏も、突然の別れに驚きを隠せない。「実は対談本刊行のため、昨年終盤に5〜6回会っていました。いつもお元気だったんで“100歳まで生きるんじゃないか”と思っていたくらい。“まさか”という感じです」

『週刊大衆』で『プロ野球スター名選手 新ボヤキ論』を連載中だった野村さん。『週刊大衆』3月2・9日号にも第37回が掲載されているが、他界の2日後には次の取材も組まれていた。まさに、急逝だった。

「野村監督からは、お会いするたび“スケベ雑誌”とからかわれましたが、“連載が大好評です”と、反響を伝えると、いつも“お世辞でもうれしいね”と、はにかんだ笑顔を見せてくれたんです。あの表情は忘れられません」(『週刊大衆』連載担当)

 野村さんは名選手、そして名監督として長らく活躍。その輝かしい実績は、ここで語るまでもないだろう。

 野球評論家の藪恵壹氏は、野村監督と過ごした阪神時代の3年間をこう振り返る。

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