武士道のバイブル『葉隠』が説く、恋愛にも通じる「究極の忠義」とは? (5/5ページ)
「恋(こひ)死なん のちの煙に それと知れ
つひ(終)にもらさぬ 中の思ひを」【意訳】私が死んだら、火葬の煙に(生涯告白しなかった)あなたへの想いを察して欲しい。
……報われるばかりが想いではない。実るばかりが恋ではない。それでも一途に相手を想い、私情よりも相手の幸せを最優先に願うひたむきな姿は、『葉隠』が理想とした武士道精神の片鱗を、現代に伝えているのかも知れません。
※参考文献:
菅野覚明『武士道の逆襲』講談社現代新書、2017年12月19日 第7刷
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