サドルを汚して盗難防止 自転車に貼る「鳥のうんちシール」が画期的だった (2/3ページ)
この作品を再び世に送り出すため、もときさんは20年3月2日に販売資金を調達するクラウドファンディングを開始。4月20日まで応援購入を受け付けている。前回より丈夫で、粘着面も強力なシールに進化しているという。
ツイッター上ではこのシールについて
「最高のプロジェクト始まった」
「逆転の発想とはまさにこのこと。クリエイティブだなぁ」
「発想が天才のソレすぎて笑ってる」
など称賛のコメントが寄せられている。
本物の鳥のフンよりも「鳥のフンっぽい」Jタウンネットの取材に応じたもときさんによると、「鳥のうんちシール」を初めて作ったのは大学時代。
通学に使用していた自分の自転車を見て、「こんな汚い自転車誰も盗まないだろうな」と思ったことが発想のもとになったそう。
その自転車には鳥のフンがついていたわけではないが、雨ざらしで、サドルのカバーも破れていた。実際、鍵をかけずに駐輪場に置いていても盗まれることはなかったという。
そんな体験から、誰もが汚いと思うだろう鳥のフンをシールにすることを思いつき、大学の卒業制作として作りあげた。
もときさんが制作のために初めに行ったのは、「鳥の糞を探す旅に出ること」。ムクドリが大量にいる駅前などで、実際の鳥のフンを観察した。
「鳥のフンって、白っていうイメージがあるんですけど、実際そんなに白っぽくなくて。
結構水っぽくて、ぐちゃぐちゃっとしてるんですよね」(もときさん)
もときさんは鳥のフンを探し、写真に収め、トレースし、数種類の試作品を作成した。その中には、実際の鳥のフンを見て作ったものだけではなく、観察前に抱いていたイメージを形にしたフンも含まれていた。
そして、それらの中から最も「鳥のフンっぽい」と思うものを選んでもらうアンケートを行ったところ、実物に似ているものよりも、もときさんがイメージしていたものが最も高く評価されたという。