サドルを汚して盗難防止 自転車に貼る「鳥のうんちシール」が画期的だった (1/3ページ)
「駐輪場に置いていたはずの自転車がない!盗まれた......!」
そんな悲しい体験をしたことがある人は少なくないだろう。
警察庁「平成30年の刑法犯に関する統計資料」によると、2018年の自転車盗の認知件数は18万3879件。そのうち7万2763件は、施錠していたにもかかわらず被害に遭っている。
鍵をかけていても自転車を盗まれてしまうのならば、一体どうすればいい――?
そんな問いに、1人の男性が答えをだした。
自転車を盗まれたくないのならば、泥棒が「盗みたい」とは思わないくらい汚くすればいい。
そう考えた彼は、自転車のサドルに「鳥のうんち」をくっつけることにした。
「鍵を使わない盗難防止策」プロジェクトページより
ご注目いただきたいのは、一番手前の自転車。サドルに白い物体が付着し、タラリと垂れている。
駐輪場でこんな自転車を見かけたら、「かわいそうに...カラスかハトにやられたのだろうか...」と、持ち主に大いに同情してしまうだろう。鳥のフンが付いたサドルには絶対またがりたくない。きっと自転車泥棒だって、この自転車だけは避けて盗んでいくに違いない。
しかし、実はこの物体、本物の鳥のフンではない。

プロジェクトページより
鳥のフンを模した「鳥のうんちシール」なのだ。
作者は、ツイッターユーザーのもとき れおが(@reoga_motoki)さん(28歳)。自転車泥棒の心理に訴えかけて盗難を防ぐ「鍵を使わない心理的盗難防止策」として、このシールを生み出した。
もときさんによれば、彼が考案した「鳥のうんちシール」は15年に一度商品化されたが、製造上の都合で発売後ほどなく生産終了になった。