巨人、ソフトバンク…プロ野球セ・パ12球団「開幕エース&先発ローテ」マル禁鑑定 (1/5ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 開幕延期が通知され、投手陣などの再整備を余儀なくされている各チーム。12球団の“悲喜こもごも”をレポート!!

 新型コロナウイルスの流行で、20日に予定されていたプロ野球の開幕が延期された。「NPBでは感染予防の専門家も招き、協議を重ねてきました。そこで出た結論は、“オープン戦のように無観客試合では経営が成り立たない。観客を入れることは絶対条件”というもの」(セ球団関係者)

 開幕が延期されるのは、2011年の東日本大震災以来(3月25日開幕が4月12日に)。各球団とも投手陣の整備をめぐり、悲喜こもごものようだ。野球解説者の里崎智也氏が言う。「発表されている開幕投手が、変更になる可能性もありますね。菅野(智之)とか則本(昂大)のような“絶対的エース”のいるチームは変更しないでしょうが、そうでないチームは変えてくる可能性もあります」

 気の毒なのは、開幕を任されるエースたち。「開幕投手に指名されると、試合まで生きた心地がしないもの。この緊張が、さらに1か月近く続くなんて地獄だよ」(球界OB)

 さらに、「延期による過密日程が、投手陣の疲弊を招く」(前同)との指摘もある。「とどのつまり、今季は例年以上に投手力、それも試合を作る先発ローテーションの整備が重要になるということだね」(同)

 早くも大荒れの予感がする今季ペナント争いだが、各チームの開幕エースと先発ローテの仕上がり具合はどうなのか? 以下、レポートしてみたい。

■ジャイアンツ菅野智之の復活は?

 まずはセ・リーグから。連覇を狙う巨人は、開幕投手の菅野の仕上がりに注目が集まる。「去年は腰痛で不本意な成績となった。体の開きが早くなり、甘く入ったところを痛打されることが多かったが、腰痛は消えたというから安心しています。

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