本能寺の変で安土城を焼いた真犯人は?明智光秀の娘婿・明智秀満が無実と主張する根拠を紹介 (5/5ページ)

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(※もっとも、当時の秀吉として見れば「神輿は軽くてナントカが良い」と思って推したのでしょうが)

そこで「死人に口なし」とばかり、天下の名城・安土城を焼いた犯人を秀満にしてしまえば明智一派にヘイトが集まり、それを倒した秀吉の正当性(ついでに自分の評価)も高まって申し分なし……そんな事情が推測されます。

まとめ

信長の栄華を偲ばせる安土城の威容(イメージ)。

新たな時代を切り拓いた革命児として評価され、人気が高い信長を殺したことによって悪役とされてしまった光秀や秀満たち。

しかし、世の中は必ずしも善悪だけで割り切れるものではなく、光秀たちにも言い分があり、信長にも相応の非がなかったとは言い切れない筈です。

とかく「勝ちさえすればいいんだよ(=負けたら何をされても文句は言えない)」的な言説がまかり通り、勝者に媚びる一方で「水に落ちた狗を棒で叩く」のが好きな世の中ですが、たとえ敗れようと道義をまっとうした者には、公正な評価がなされるべきではないでしょうか。

※参考文献:
藤本正行・鈴木眞哉『新版 偽書『武功夜話』の研究』洋泉社、2014年3月21日 初版

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