脳の中には意識の鍵を握る2つのネットワークが存在することが判明(米研究) (2/4ページ)

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・DMNとDAT――排他的な脳内のネットワーク

 普通、脳内のネットワークは常に切り替わっており、ほとんど複数のネットワークが同時に機能しているように見える。

 たとえば、私たちは目で見たものや読んだものを分析・処理するために、前頭頭頂ネットワークと視覚ネットワークの両方を利用している。

 ところがDMNとDATについては事情が違う。それらが同時に活発化することは滅多にない。”滅多に”というのは、そうしたこともあるかもしれなかったからそう言っている。だが、これまで両者が同時には起動しないのではないかという疑いはあった。

 そして、今回の研究でその疑いがはっきりと証明された。2つのネットワークはどうやら排他的な関係であるらしいのだ。

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Gerd Altmann from Pixabay

・脳のネットワーク活動を秒単位で分析

 研究グループは、被験者98名を対象に、覚醒時、安静時、全身麻酔時、あるいは意識障害にある脳の活動をfMRIで調査。さらに機械学習モデルを利用して、脳の中で同時に活動している領域を分析した。

 これまでにも同じような研究はあったが、今回の場合で特筆すべきは、それまで数分単位の分析だったのが、数秒単位とさらに緻密に分析されたことだ。
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