《西洋占星術でみる》2020年3月20日から2020年6月21日までの季節的なテーマ (3/8ページ)

バリュープレス

7ハウスは、他者の中に求め探すもの、一対一あるいは小さな集団の関係、結婚、結婚相手の個人的な特質、他者との交際関係、ビジネスパートナーシップ、法的契約、同盟、提携、他者との対立、訴訟、協力あるいは競争、投影等をカバーする。渡航制限や、入国拒否という、21世紀になって、鎖国が再現されるとは、想定外だろう。しかも、この鎖国は、自覚的で自衛的であるという意味においては、江戸幕府の施策と、なんら変わることはないのだ。第五次鎖国令は、1639年8月4日に発布されたが、そのときも、土星は水瓶座にあった。日本開国は、1854年3月31日の日米和親条約締結によるのだが、このときも、木星が山羊座に、天王星は牡牛座に、海王星は魚座にあって、現在の天体配置と似通っているのだ。


 すべての惑星が、山羊座22度の火星と、牡牛座15度の金星の間の、狭い領域に集まっている。それらを包み込むのは、わずか四つのサインであり、領域としては、ホロスコープ全体の3分の1未満であり、バンドルタイプである。これは、非常に狭い領域に集中する極端な焦点、集中、そして、その強烈さを物語っている。この束には、高揚の座にある山羊座の火星と、ルーラーシップである牡牛座の金星が含まれており、それぞれが、仕事と金銭との星座と、仕事を意味するハウスにある。そして、互いに好ましい、ワイドなトラインを形成している。この時期は、日本人に対して、経済的な利益をもたらすような、何か新しいプロジェクトがスタートする可能性がある。減税や、賃金保障、雇用や仕事を創出するように設計された、新しいプログラムが施行されるのかもしれない。この時期は、決算期でもあり、日本においては、年度末でもある。政府と製造部門との間で、何らかの合意が見られることになるのかもしれない。すべては、経済問題と雇用、健康の問題に集約され、表面化することになる。


 この配置の中心に位置する、8ハウス・魚座の海王星は、ルーラーであり、8ハウスが意味する、財源、国債、海外経済等の問題について、十二分に海王星的に彩ることになる。すなわち、目に見えないもの、不決断、不透明、インフレ、薬品、病院、療養所、隔離、アルコール、麻薬、石油が、財源や国債、海外経済を語る際に、切り離せない要素として登場することになるだろう。

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