UFOに強制着陸されたスペイン民間旅客機。世にも奇妙なUFO事件(1979年) (1/6ページ)

カラパイア

UFOに強制着陸されたスペイン民間旅客機。世にも奇妙なUFO事件(1979年)
UFOに強制着陸されたスペイン民間旅客機。世にも奇妙なUFO事件(1979年)

UFOによる強制着陸か/iStock

 UFO目撃情報は数々あるが、特にパイロットなど航空関係者の報告は驚かされるものが多い。彼らは一般人と違って、空中で見ることになるものをきちんと把握し、異常があればすぐにわかるよう訓練されたプロだ。

 中でも、1979年、スペインの旅客機が攻撃的で執拗なUFOに強制的に着陸させられたこのケースは奇妙さが際立っている。
・旅客機がとらえた2つの赤い光

 1979年11月11日夜、スペイン史上もっとも奇妙なUFO事件は起こった。スペインのTAE社JK297便が、カナリア諸島のラスパルマスへ向かうため、オーストリアのザルツブルグを飛び立った。

 乗客は109人、乗員はベテラン揃いで、まったくいつもと変わらない通常のフライトだった。給油のためマヨルカ島に立ち寄ったときも、なんの問題もなかった。しかし、それから最終目的地に向かう途中で、おかしなことことが待ち構えていた。

 突然、地上の管制塔から、緊急周波数チャンネルに切り替えるよう要請が入った。通常地域だが、非常ビーコンが探知されたというのだ。

 パイロットのフランシスコ・ハヴィエル・レルド・デ・テハーダが言うとおりにすると、自分たちの航空機の左側に異様なものがいるのに気がついた。

 夜空に赤い2つの光が見え、それがものすごいスピードで297便に向かってくる。

UFOの放つ赤い光
MickeyCZ/iStock

 テハーダは急いでバルセロナの管制塔と連絡をとり、近づいてくる光についての情報を得ようとしたが、レーダーにはなにも映っていない。以下は、TAE297便と管制塔の会話の冒頭部分だ。

パイロット:バルセロナ、こちらTAE297便

管制塔:TAE297便、なんだ?

パイロット:当旅客機の左6.4から8キロほどのところに飛行体がいる。
「UFOに強制着陸されたスペイン民間旅客機。世にも奇妙なUFO事件(1979年)」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧