戦国時代、結婚を拒んで壮絶な最期を遂げた悲劇の美女・藤代御前の怨霊伝説【中】 (1/4ページ)
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戦国時代、結婚を拒んで壮絶な最期を遂げた悲劇の美女・藤代御前の怨霊伝説【上】陸奥国(現:青森県)の戦国大名・津軽為信(つがる ためのぶ)は、美女として名高い藤代御前(ふじしろごぜん)を側室にしようと、家臣である彼女の夫(藤代の領主・藤代某)に引き渡しを求めます。
しかし、いくら主命でも「妻を引き渡せ」などという理不尽な要求は受け入れられず、藤代某は毅然とこれを断りました。
「いくら主命でもお断り申す(ってか、妻を差し出せとかナメてんのか?)」為信に思いっきりガンをくれる藤代某(イメージ)。
これを逆恨みした為信は、どんな手段を使ってでも藤代御前をゲットするべく、夫の抹殺を企むのでした……。