戦国時代、結婚を拒んで壮絶な最期を遂げた悲劇の美女・藤代御前の怨霊伝説【下】 (1/5ページ)
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戦国時代、結婚を拒んで壮絶な最期を遂げた悲劇の美女・藤代御前の怨霊伝説【中】陸奥国(現:青森県)の戦国大名・津軽為信(つがる ためのぶ)は、人妻である美女・藤代御前(ふじしろごぜん)に横恋慕。どうにかして我がものとするべく彼女の夫を謀殺しました。
それで(未亡人となった彼女が、生活のため仕方なく)なびくかと思いきや、亡き夫への貞節を守るため、為信の申し出を拒絶します。
ショックを受けた為信は完全に逆上、その場から逃げ帰りましたが、このままでは済むとは思えませんでした……。
為信の最後通告に、藤代御前の回答は?それから数日経った深夜、すっかり寝静まっていた藤代御前たちは、遠くから伝う馬蹄の地響きで目を覚ましました。