干支の時刻を描いた浮世絵。江戸時代の時刻を知れば江戸がもっと楽しくなる【その2】 (2/8ページ)
今世斗計十二時「辰ノ刻」 画:五渡亭国貞(歌川国貞)出典; 国立国会図書館デジタルコレクション
この浮世絵のタイトルに「辰の刻」とあります。今で言うおよそ7時から9時までの時間の光景を描いています。『今世斗計十二時』シリーズは、江戸庶民の一日をえがいています。“五渡亭国貞”とは歌川国貞のことです。
絵の内容としては、朝方に蚊帳から起き出してきた女性は女房であり、悠長に煙草を吸っています。右上のコマの中にいる男性は夫で、かいがいしく朝ご飯の支度をしているところです。
