干支の時刻を描いた浮世絵。江戸時代の時刻を知れば江戸がもっと楽しくなる【その2】 (3/8ページ)

Japaaan

江戸時代は女性の人口が男性の人口よりも大分少なく、こうした“かかあ天下”の光景も少なくはなかったようです。羨ましいですね。(私だけ?)

この時代、男性が仕事に出かける時間は早かったなので、「辰の刻」でも今で言うおそらく午前7時ころだと思われます。しかし職人などは夜明けとともに仕事にでかけていたという説もあるので、もしかしたら仕事にあぶれた旦那さんだったのかもしれません。

午の刻 『青楼十二時 午の刻』 画:喜多川歌麿 出典:シカゴ美術館

『青楼十二時 午の刻』 画:喜多川歌麿 出典:シカゴ美術館

これは喜多川歌麿の作品でタイトルは「午の刻」となっています。今でいう午前11時から午後1時のお昼どきの時間帯です。右上に江戸時代の時計が描かれておりここにも「午の刻」と記されています。

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