貴乃花「鬼の形相」上手投げ! 大相撲「伝説の一番」舞台裏 (5/5ページ)

日刊大衆

「朝青龍の(11日目の)2敗目もオレ。いわば、朝青龍の優勝を邪魔する白星だったから、このとき、オレはモンゴル中の人に責められたんだ。“先輩なら、朝青龍に勝たせてやれよ”って。ヒドイよね~(笑)」(友綱親方)

 この優勝で3連覇を果たした朝青龍は、優勝回数を25回まで重ねていく。

 このように、さまざまな名場面があった夏場所。本場所が4か月間開催されないことで、力士のモチベーションの低下が心配されるところだが……。「私の親父の現役時代なんか、1年に2場所だけですからね(現在は年に6場所)。力士の体というものは、一朝一夕で作り上げたものじゃない。基礎がしっかりしているので、“本場所がないから、体力的に衰える”なんてことはないですよ。逆に、力士諸君には、今はケガを治すいいチャンスだと考えてもらいたい。このチャンスを自分のモノにした力士が勝っていく。そういう角度で見れば、大相撲も違った意味で面白いんじゃないかな?」(増位山)

 手に汗握る名勝負を再び見るために、次の場所が開催されることを祈ろう。

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