伊達政宗と繰り広げた骨肉の争い!戦国時代の女城主・阿南姫の生涯【4/4】 (2/5ページ)
「伯母上と戦うのは本意ではございませぬ。手厚くおもてなし致しますゆえ、どうか降伏して下され」
もともと身内だった伊達と二階堂、その両家が争うようになった原因は蘆名家の後継者問題であり、その蘆名家が滅亡した今、争う理由は何もない。
……その筈でした。
女子と思って侮るな!4ヶ月以上にわたる籠城戦を耐えた阿南姫「戦いまする」
勝算はもちろん、理由さえない戦いを選んだ阿南姫の返答に、誰もが耳を疑います。
「暫時!暫時!」
「尼御台様!お気は確かにございまするか!」
家老の須田美濃守盛秀(すだ みののかみ もりひで)や保土原左近行藤(ほどはら さこん ゆきふじ)らは必死に説得しますが、阿南姫は聞く耳を持ちません。
「我が兄・左京大夫(さきょうのたいふ。