現代なら炎上必至!日本各地のお国柄をまとめた「六十六州人国記」が毒舌すぎる【中四国&九州編】 (13/14ページ)
鹿児島県(大隅国、薩摩国)

薩摩も大隅も大した違いはなく、どいつもこいつも「男が畳の上で死ぬなど恥、戦場での討死こそがカッコいい」と思い込み、神も仏も蹴散らす勢いで暴れ回って無駄死にする様は論ずるに値しない。
また、平時においては主君が姿勢を正していても、家臣は足を投げ出したり、あるいは立て膝で(足をのべ或いは立てながら)臨席することも多く、主従関係もへったくれもない無礼者ばかりである。
ついに大トリですが、日向国かそれ以上に暴れん坊揃いだったようで、きっと作者も「議を言うな(つまらぬ御託を並べるな)!」と斬りかかられたことでしょう。
余談ながら、薩摩・大隅の両国においては一般的に行われていたらしい立て膝座りは、作者の価値観からすると「無礼(主君の前ですべきではない座り方)」と見られていたようです。
終わりに……さて、北海道(蝦夷地)と沖縄県(琉球国)を除く天下六十六州の「お国柄」を見て来ましたが、皆さんの地元はいかがだったでしょうか。
大半の方が「ふざけるな!」と思っていることは想像に難くありませんが、きっと各地を旅した本当の作者は、その道中で良かったことや嫌なこと、様々あったのだと思います。